PHILOSOPHY

はざまにたち、つなぎ、価値を生み出す存在となる

MISSION

HRの分野から少子高齢化社会の解を日本から世界に発信する

VALUE

働くに価値観を。生きるに多様性を。

 

 

はざまにたち、つなぎ、価値を生み出す存在となる

 

「株式会社リエゾ」の社名の由来はフランス語の「リエゾン(liaison)」。これは、２つの単語をつないで発音したとき、その間に新たな音が生まれる現象をさします。このリエゾンと、私たちの企業哲学である「はざまにたち、つなぎ、価値を生み出す存在になる」を重ね、私たちが目指すべき姿として社名にしました。
そして、社名の英字表記は「reasso.Inc」。これは「reassociation」の語頭をとったもので、「再結合、再組織化」などを意味します。「新たにつなぐ」だけでなく、「再びつなぎ直す、つなぎ方を変える」という意味も込めたかったため、造語である「リエゾ」の英字表記を「reasso.inc」としました。

また、コーポレートカラーやロゴは、仏教の「空（くう）思想」からヒントを得ました。「空思想」の私たちなりの解釈は「あらゆる全ての存在は絶対的な存在ではなく、他の全てとのつながりによって存在している相対的な存在である」。つまり「相互の関係性によって浮かび上がるものが“存在”そのものである」と解釈しており、それは、リエゾの存在理由や存在価値と結びつけて考えることができるものでした。 そこで、空思想から「空（そら）」を連想し、コーポーレートカラーはターコイズブルー、ロゴは「太陽が昇っている空」をイメージしたものにしました。 
私たちリエゾも、はざまにたち、つなぎ、価値を生むことで、これからも社会から必要とされる“存在”であり続けたいと願っております。

現在、新型コロナウイルスが世界中で猛威をふるっています。感染された皆様、そのご家族の皆様には心からお見舞いを申し上げます。
また、このような未曾有の事態における、医療従事者の皆様、政府、自治体の皆様の献身的なご尽力に、心より感謝申し上げます。この悪夢のような感染症をきっかけに、私たちを取り巻く環境は大きく変わりました。
その変化を代表する一つが、オンラインコミュニケーションの浸透ではないでしょうか。
ペストが資本主義経済を芽吹かせ、コレラが公衆衛生の概念を広めたとも言われていますが、コロナによって変化するものもまたあるのだと思います。まだまだコロナ禍に意味を見出す時期では無いのでしょうが、日本で起きているテレワークやギガスクールの取り組みが一過性のものだとは思えません。

私たちリエゾも、コロナをきっかけに体制変更を図りました。
テレワークの導入、個室のあるオフィスへの移転をはじめ、オンライン商談、オンラインで提供する研修等のサービス再開発、ウェビナーの導入など、社員とご家族、お客様に対して安心と安全を提供することを第一義として、また時代の変化、ニーズを捉えて体制変更に取り組んでまいりました。

振り返りますと、社内の体制についてはテレワークに近い状態で勤務をしていた実態もありましたので、大きな混乱もありませんでした。
反面、オンライン研修、オンライングループワークなどの開発においては、少なからず葛藤がありました。

オンライン化をすることで安全は守られる。さらには東京、大阪という限られた地域でしか提供することのできなかったサービスが、日本語圏内全てで提供できるようになる。
しかし、代償として一つひとつのサービスが薄いものになってしまうのではないか、本当にお客様に満足をしていただけるものになるのか、という葛藤がありました。このような時に思い出したのは、私を含めて社員全員がお客様から一度は頂いたことのある言葉でした。

「リエゾさんは、ちゃんと一人ひとりをみてくれている」

時には、「集合型の研修でも、集団選考のグループワークでも」という言葉を添えて頂くこともありました。

このありがたいお言葉こそが、私たちが立ち返るべき原点であったと気づきました。

「オンラインでも、ちゃんと一人ひとりをみてくれている」と言っていただけるサービスを開発するんだと。

私たちは創業以来「働くに価値観を。生きるに多様性を。」という企業理念を掲げてきました。これは、私たちが事業を推進していく上で最も大切にしている考え方、価値観です。（TOP動画にイメージ動画がありますのでご参照ください）

突き詰めると個人へとフォーカスされていくこの価値観は、複数人で取り組む企業研修や採用活動との間で、ともすれば矛盾を孕む可能性すらあるものでした。しかし、こうしてお客様から肯定的なお言葉をいただくことで、矛盾を克服し、自己満足ではない誇れる価値観となっていたことに気づかせていただきました。

 

そして本当に多くの皆様のご支援のおかげで、リエゾは無事に10期を迎えることができました。この場をお借りして心から感謝申し上げます。

これまで私たちが大事にしてきたこの価値観と、お客様からいただいたありがたいお言葉を羅針盤にして、これからもご期待を超えていけるよう誠心誠意、研鑽、尽力して参ります。

最後になりますが、一刻も早いコロナの収束と皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。