VUCA時代と言われて久しく、人的資本経営という言葉にも慣れてきたころかと思います。
しかし改めて、組織開発、組織強化とは、どこから着手すべきなのでしょうか?新入社員の教育研修や若手の定着と活躍を見据えたフォローなどには目が向きやすいですが、組織の安定化を図り、成長軌道に乗せていくためには「ミドル層」へのアプローチを忘れてはいけません。
なぜなら、企業ごとに差異はあると思いますが、総務省統計局の労働力調査を見れば、25歳〜34歳の若手の比率は16%であり、一方で、ミドル層(35歳〜54歳)の比率は43%となります。
組織の中核は、人口比率で見てもミドル層であり、ミドル層の活躍が組織の現在を支え、若手の育成を通じて未来への道筋を創ることは言うまでもありません。
本セミナーでは、トップダウンでもボトムアップでもなく、組織の安定化を図るためのミドルアップダウンの視点の重要性に基づき、組織の中核であるミドル層への教育体系化についてお伝えいたします。自社の教育研修の体系化や再構築にお役立ていただき、ミドル層を中心とした若手の定着と活躍の支援強化、また理念浸透などの強化に取り組むためのヒントとしていただければ幸いです。
大学卒業後、大手人材サービス会社に入社。学生向けキャリア支援セミナーを通して、1年間で2000名以上の就職を支援。2年目に、学生向け就職イベントを通し、1万人を超える学生に、企業との出会いの場を提供。その後、採用コンサルタントとして、東京、神奈川、大阪で企業の採用基準、選考プロセスの策定、社員研修の実施など、包括的な新卒採用支援に7 年間従事。同時に、営業マネージャー、営業部長としてマネジメントの経験を積む。
2013 年 6 月より株式会社リエゾへ参画し、医療・福祉業界に対する教育研修の体系化に従事。民間企業には、採用基準の策定や組織分析等を中心に新卒・中途採用の支援や組織分析、また各種研修を実施。一方で、転職希望者、新卒の就職希望者のキャリア相談、自社のインターンシップを通したキャリア支援にも携わる。
現在、取締役。
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