
AI時代におけるセールス:顧客との対話の本質を捉え、新たな価値創造へ
はじめに
VUCA時代と呼ばれる激動の時代において、ビジネス環境は大きく変化しています。コロナ禍を契機としたDX化の加速、オンライン化の進展、働き方改革、AIの飛躍的な発展など、様々な変革が訪れています。こうした変化は、セールス(営業)という仕事にも大きな影響を与えています。
変化する顧客とセールスの役割
従来、セールスは製品説明や価格交渉を行い、顧客の注文を処理する役割を担ってきました。しかし、近年では顧客自身が課題解決のための知識を持ち、自ら課題を特定し、解決策を検討するようになっています。
このような顧客に対して、単なる商品説明や価格調整を行うだけのセールスは、もはや存在価値を失いつつあります。求められているのは、顧客の課題を深く理解し、共感し、共に解決策を創り出すことができるセールスです。
企業成長を牽引するセールス
変化が激しく予測不能な現代において、企業の成長を牽引するには、単なる注文処理担当ではなく、顧客との深い対話を通して新たな価値を生み出すことができるセールスが必要です。
そのためには、以下の点が重要となります。
顧客理解の深化: 顧客の課題、ニーズ、価値観を深く理解し、共感できる関係を築く
課題解決能力: 顧客の課題を独自の視点で分析し、最適な解決策を提案する
提案力: 顧客の期待を超える革新的な提案を行い、新たな価値を創造する
コミュニケーション能力: 顧客との信頼関係を築き、円滑なコミュニケーションを図る
専門性: 自社の商品・サービスに関する深い知識と専門性を身につける
VUCA時代におけるセールスは、単なる注文処理担当ではなく、顧客との深い対話を通して新たな価値を生み出す役割を担っています。
本ウェビナーでは、企業の成長ドライバーとしての「セールス(営業職)」について、リエゾ独自の教育の観点からお伝えいたします。
大学卒業後、大手人材サービス会社に入社。学生向けキャリア支援セミナーを通して、1年間で2000名以上の就職を支援。2年目に、学生向け就職イベントを通し、1万人を超える学生に、企業との出会いの場を提供。その後、採用コンサルタントとして、東京、神奈川、大阪で企業の採用基準、選考プロセスの策定、社員研修の実施など、包括的な新卒採用支援に7 年間従事。同時に、営業マネージャー、営業部長としてマネジメントの経験を積む。
2013 年 6 月より株式会社リエゾへ参画し、医療・福祉業界に対する教育研修の体系化に従事。民間企業には、採用基準の策定や組織分析等を中心に新卒・中途採用の支援や組織分析、また各種研修を実施。一方で、転職希望者、新卒の就職希望者のキャリア相談、自社のインターンシップを通したキャリア支援にも携わる。
現在、取締役。
© REASSO Inc. All Rights Reserved.